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2010年05月22日

三日目・・・

2007年4月17日

朝・・・・・ママに起こされた、ママとヒロ☆はもう二人で朝食を済ませてきたそうである、我が家の寝ボ助はアータン★、あえて言うが自身は寝ぼ助ではない、寝るのが遅いだけなのだ。
自身もアータン★と二人で食事にレストランへ向かった、卓も一人で朝食を済ませたらしい。
普段子供と二人っきりでの食事なんてほとんど無いから、大丈夫だろうかと少し心配だったが子供用の椅子を用意して貰い大きな粗相もなく妻に逃げられた子連れのお父さん の気分を満喫し、そして演じながら 「お母さんどこいったんだろうねぇ~?」  「どこいったんだろうねぇ~?」なんて回りに聞こえるように言いながら・・・・・
さぞかし回りは同情しそして涙を誘ったことだろう・・・・
そして妻に捨てられた父と娘は食事も終わり機嫌良く騒ぎながらその場を去った・・・・・一体あの親子は何だったんだろう?そう思われることに快感を感じつつ、明るくボーイさんに「ご馳走様でした」と言って・・・・・

部屋に戻りゆっくりする間もなく出撃、温泉場へ行くのと違って観光地への旅と言う物はとっても疲れる物なのである。
本日のドライバーさんは卓様、普段あまり運転をしない「ペーパードライバー」に近い卓の運転に少々の不安を覚えつつも蓄積された疲労のためそしてふくらはぎの微妙な筋肉痛のため後ろの座席で娘と戯れながらの快適な旅を楽しむ。

今日の目的地は「ビオスの丘」ここもかなりのお薦めスポットだ、元々30年ほど前から胡蝶蘭などの高級な蘭の花を栽培していた農家が、余っている土地を、この自然の景観を生かした施設に造り直した物、上手く言えないが「心地よい散歩道」とでも言ったらいいのだろうか、スタンプラリーなんかも有ってヒロ☆はかなり張り切っていたがここもまた登り有り下り有りそしてかなりの長い道のりで途中ヒロ☆とアータン★を順番に肩車したり歩きたがらないアータン★をベビーカーで押したり、足が・・・足が・・・疲れた・・・・
そして施設の中に有る大きなため池、と言っても沢を堰き止めた自然のダム湖なのだが、ここで遊覧船に乗った、ゆっくりこの池の縁伝いに船を進めながら色々な話しをしてくれる、沖縄の植物についてとか、この園の中にはハブは居ない(それはハブを食べる大きな蛇が居るから)ことや野生のマングースが何匹も棲んでいて(素手で捕まえられたら持って帰っても良いらしい? 要は捕まえられるなら捕まえてみろ、と言うことなのだろうか?)時々人前に姿を現すと言うことだ。一通り歩き回り遊覧船にも乗って、スタンプラリーも全部終わって・・・・更に疲れて・・・・
やっぱり沖縄は、日本でありながら季候は全く違う、今までテレビでしか見たことのない様な大きなクモを見てしまった・・・・
途中トイレに入ったのだが小用を足した後手を洗おうと蛇口に手をやったとき目の前10㎝くらいの所を茶色い毛むくじゃらの巨大なクモが遅くもなく早くもない中途はんパなスピードで横切っていった。
何と!!自身の手のひらくらいの大きさでその胴体の太さは自身の親指よりも太かった、正直固まった、別に怖いわけでは無いのだがどうして良いのか判らなかった、だって叩いたり踏んづけたりしたら“ぐちょ”って成るでしょ、しかもこんなにでかいとその“ぐちょ”がもっと一杯出てくるし汚いからタダひたすら通り過ぎるのを待つしかなかった。
そしてこのスタンプラリーは全部がクイズに成っていて実は子供では無理、大人でもちょっと難しい物も有るくらいで全問正解すると記念品が貰えるのだ。
最後に施設を出るときにスタンプラリーの景品交換所に出すのだが自身の前の組も後ろの組も「残念」だったがウチの組は全問正解!!  
ヒロ☆とアータン★と二人に「子持ちなんとか」と言う(子持ち昆布じゃないよ!)北海道でも育つ観葉植物を貰った、それから園を後にして少し遅いが昼食を取ることにした、ママの要望で「タコス」にしようと・・・・「この近くにタコスのお店調べておいたよ」そのお店はすぐに見つかった、そこに有るメニューはタコライス、タコス、タコスロールの三つだけそしてトロピカルドリンク、店内のカウンターの内側には茶髪行け行け系のおねぃさんが二人店内に居るお客さんも若い人「きっとここは沖縄的ファーストフードなのだろう」と三人で納得して人数分のタコライスとタコスを一人前注文、お店の外にあるテラスで食べることにした、数分のちテーブルに運ばれたタコライスを一口「う゛ぅ~ 辛ぇ~!!」「なんまら辛い!」ママと卓は結構平気らしいそして子供達は具を避けてチーズの載ったご飯の部分だけを食べていたのだがこれが結構気に入ったと見えて沢山食べていた、弱辛味聖人の自身は一人ひぃ~ひぃ~言いながら食べていたのだが、途中で気付いたことが一つ、ここはこの辛いタコスが売りのお店らしいと言うこと、店内には唐辛子の飾りが沢山あってお店のロゴにも唐辛子のマークが入っていた、もっと早くに気付いていたらここへは入らなかったが、結果的には辛い辛いと言いながらもぺろりと全部食べたしもう少し食べれたかも?である。

そして午後が丸々空いたので「海へゴー」と言うことになり、残波岬にするかムーンビーチにするかタイガービーチにするか?で悩んだ後、名もない砂浜が見えたので「ここでも良いか?」と言うことになって車を脇に止めてみんなで砂浜へ、見える範囲に10人ぐらいの人が「すね」くらいの深さのとこで何かを採っていた、砂浜の所々に‘モズク’が有ったのできっとモスクを採って居るんだろう、水遊びをしている人は一人もいない、多少は不思議は有ったのだけど「みんな有名なビーチに行ってるんだろうなぁ」そう思って居たが靴と靴下を脱いで歩いた途端にその理由が分かった、砂浜なのだがその砂には5㎝前後の珊瑚の破片が沢山あって歩くと痛いの何のってハンパなモンじゃない、まぁ体重のせいもあって自身は特別に居たかった(後で気付いたが足の裏に珊瑚が刺さって切れていた)のかも知れないが子供達も卓もみんなかなりへっぴり腰になって歩いていたそれでもカニを捕まえたり小魚を手ですくい取ったり綺麗な貝殻を拾ったりと意外に楽しめた。

海での遊びは程々で切り上げて那覇市内へと戻る、意外と早くに戻ってきた。
ヒロ☆もアータン★も寝ている。  時間が有るので首里城へと行くことにした、お城近くの駐車場は皆満車で、お城を過ぎて少し下ったところの一般民家の駐車場(小遣い稼ぎ1h@300で止めさせてくれる)に車を止めて、見に行くことになった、子供達が寝ているのでママは車の中で休んでいることに。
車が一台通れるかどうか?と言うような石畳の小道を上っていくそして急激に角度がアップ・・・・w
まさに「心臓破りの坂」沖縄はそこここに「心臓破りの坂」が有る、午前中から歩きっぱなしの自身にはかなりきつい物がある、それでもここまできて途中で辞めるわけにはいかないので頑張って登り切ったのだが、そこからが長い・・・つらい・・・吊りそう足が・・・
実は自身は沖縄は二度目、一回目は22年前に来た、その時は「首礼の門」は見たのだけれど「首里城」を見た記憶が無い。
普通見るはずなのに記憶が残っていない事を、時々思い出したときに不思議に思っていた、当時は沖縄はまだ観光地ではなくて国際通りも今のようには栄えてはなくて、飛行機代も「スカイメイト」を使っても十数万円、ホテルも「日航グランドキャッスル」に泊まり一泊が@32000だったと記憶する、当時棲んでたアパートが家賃@35000、沖縄は当時ハワイよりも高い旅行だった・・・・その時、必ず行っているはずなのに記憶が無い、その理由が先週テレビの旅番組を見ていて分かった「首里城」は戦時中に焼け落ちていた、そして修復されたのが1992年だそうで自身が行ったのは1985年の3月、未だ修復されて居なかったのだ、それは是非見なければ・・と言うことで時間が有ったら必ず見ようと決めていた。
だらだらと長い登りが続く、観光客やら修学旅行やら、中国語、朝鮮語、イングリッシュ、色んな言葉が飛び交っている、門をくぐり広場から首里城は琉球王朝の歴史を感じさせる荘厳な物であった、中に入り一通り見学をしたのだが豪華絢爛煌びやかな造りになっているものの、やはり修復して未だ年月も浅く建物その物が新しさを感じさせ中の装飾もやはり新しく、あまり興味を引く物は無く苦労して「心臓破りの坂」を登ってはぁーはぁーぜぇーぜぇー良いながら言った割りには中をそそくさと移動して簡単に流して終わってしまった。
後何十年かしてもう一度歴史を刻んだ時にきっとその風格を現すのだろうか。

夕方一旦ホテルに戻りまた夕食を摂りに国際通りのハズレにあるお店に行った、こちらはこの旅で一番期待のお店、沖縄通の方から「色々行ったけどここのお店が一番美味いよ」とそう紹介されたのだけれど、沖縄の近海のお魚のお刺身盛り合わせを頼んだのだが、北海道の魚に慣れすぎたのかみんなあんまり箸が進まなかった、メニューに書かれているものも何処のお店も殆ど同じ様な内容なので自ずと昨日の夕食との比較になってしまう、美味しいですよと薦められるままに注文するのだがどれも今ひとつ、ここでも泡盛を1本頼んだのだがつまみが無いので殆ど呑まないでお持ち帰りにして貰い、ママが体調が悪いというのでタクシーに乗って自身と卓は国際通りの真ん中くらいで降ろして貰いママと子供達はホテルへ帰った。

国際通りの中程三越の向かい側にアーケード街がある、丁度「狸小路」みたいな感じに一見見えるが実は複雑に入り組んでいて、色々見ているウチに1時間以上も歩いたろうか、少しだけ小腹が空いたので「何処か入ろう」とお店を探す、結局「もう泡盛はいいよな」「沖縄料理もいいよな」と言うことで「焼き鳥、吟醸酒」と書いているお店に入ったのだが、焼き鳥を焼いていたのはハチマキを巻いた沖縄のおばちゃんで、その顔を見てるとやっぱり「泡盛ください」って言ってしまった(実は有名銘柄の日本酒ばかりでその味を知っていたのでどの酒も呑みたくはなかったから)。
小綺麗なお店なのだが突然「キュッ、キュッキュッ、キュッ、キュッ、キュッ、キュッ、」と変な音?泣き声?が聞こえてきて「何この音?」と聞くと「ヤモリだよ」って返事が返ってきた「へぇ~ヤモリって鳴くんだ」丁度他にお客さんもなく沖縄のおばちゃんと色々お話をして10時半にお礼を言ってホテルに戻った。
流石に疲労もピーク・・・・そのまま倒れた



                       最後の夜。


こどもと遊ぼうhttp://www.chousuke.com/kodomo_asobo.top.htm





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Posted by 釣助 @ぱぱ at 13:59│Comments(0)旅行
 
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